台北地質図
先日の樺太地質図に続き、本日は台北地質図の紹介です。
全体図は小さすぎてわかりづらいですよね。
部分的に撮影してみました(画像をクリックすると拡大表示されます)。
縮尺は 5万分の1。
昭和 5年(1930)、台湾総督府殖産局から発行されたものです。
台湾総督府は日本が台湾を統治していた
明治28年(1895)から昭和20年(1945)まで設置されていたもので、
この間に発行された地質図として貴重な一枚といえそうです。
地図右下には台湾総督府のエンボスの刻印があるのですが、
この印からは台湾総督府の威厳が感じられます。
地図にこのようなエンボスの印が施されるのは珍しいのだそうです。
昭和28年、鹿児島大学文理学部が
300円で購入したことが記されています。
せっかくなので、当時の物価がどれくらいなのか調べてみました。
『値段史年表 明治・大正・昭和』(週刊朝日編、朝日新聞社、1988)
によると、昭和28年の物価は以下のとおりです。
白米10kg 680円
食パン1斤 30円
焼酎1.8L 350円
今の物価は、当時の5~6倍といったところでしょうか?
東京国立博物館の昭和28年の入館料も掲載されていました。
当時は大人ひとり20円、現在は600円。
こちらはずいぶん値上がりしたんですね。
ちなみに、当館の入館料は 無料 です!
地質図は展示していませんが、皆さんぜひ遊びにいらしてくださいね!!
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