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2012年3月 3日 (土)

薩摩糸雛

本日は三月三日、桃の節句ですね。

皆様のお宅ではお雛様飾ってらっしゃいますか?

子や孫のため、豪華な段飾りを飾っているという方や

夫婦雛をちょこんと飾るといった方など、

それぞれに楽しんでいらっしゃることでしょう。

今日は、鹿児島の伝統的なお雛様、「薩摩糸雛」をご紹介します。

P1090182

実物の写真が手元にないので、今回は

数年前に私が体験講座で手作りしたときの写真です。

顔も手足もなく、本体は紙で出来ている変わり雛で、

「カンビナ」(紙雛、神雛)とも呼ばれる、立雛の一種です。

半分に割った竹を心棒にし、先端には髪に見立てた麻糸を

後ろに垂らしています。

P10901921

襟元は着物の重ね襟のように、何枚もの色紙を重ねています。

各色を同じようなバランスで重ねていくのは至難の業でした。。。

ほとんど見えない色があったり、左右の幅が違うのはご愛嬌…

P10901891_2

体験講座では、すでに模様が描かれた材料が用意されていましたので、

本体の絵は本来の「薩摩糸雛」の模様です。

かつてはこの部分に高砂の翁と媼や、神宮皇后と竹内宿祢、

浦島太郎と乙姫、義経千本桜の静御前と狐忠信などが描かれ、

絵によって男雛や女雛の区別をしていました。

写真の作品は高さ20cmほどですが、

昭和初期以前のものには新聞紙を材料にした50cmを超える

大型のものもあったようです。

内裏雛などに添えて、雛段に飾っていました。

明治24年(1891)に発行された清水清風著『うなゐの友』初篇には

数種の薩摩糸雛が紹介されています。

製作が途絶えた時期もありましたが、

戦後復活し、現在は鹿児島県の伝統工芸品に指定されています。

今の時期、各地でお雛様に関する催しが開催されていますね。

鹿児島県内でも「篤姫のひなまつり」と題し、

様々なキャンペーンが展開されています。

どんなお雛様が飾られているのか、どこか出かけてみませんか?

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